エンディングと全体の感想
終末をもたらす者を2ターンでころころし、エンディングへ。
すべてを終わらせた主人公、その他の人々も
戦いの日々を終え、日常へ帰っていきました。
100年以上の長い戦いはようやく幕を閉じたのだな、
と思いました。
そして、歴史の中で戦い抜いてきた騎士団員の名前が
延々と流れていきます。
本当にいろいろあったんだな…と振り返ることができました。
ゴーレム山賊団の初期メンバーから始まり、
出会いと別れを繰り返して歴史が作られる。
長かったし、多くの人たちがいた。
ゲーム開始後にタイプライターの音がしていたり、
ナレーションの文字と音声が一致していなかったというのも
最後の最後への伏線だったんでしょうね。
なるほど、と感心しました。
ゲーム全体については、序盤から終わりまで
どう完結させるかという全体のデザインは描かれていて
テーマ性も伝わってきたのですが、
中盤(王都到着から終末付近まで)の中だるみが
どうしても興をそいでしまう部分があったのかな、と。
1050年以降、マップが広くなった後が顕著で
仲間の引きや、モンスターの出現など
ランダム要素で詰む部分が出てくるのもあいまって
中盤以降の調整が出来なかったんじゃないかと
勘ぐってしまいます。
時間がなかった…んでしょうかね。
ただ、先述の通りどう完結させるかは決められていたようなので
エンディングでのまとめかたは秀逸でした。
良作といってもいいのではないでしょうか。
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